第132話 『世界オルガン夢紀行』〜東欧編を終えて ---2011.9.23.
『世界オルガン夢紀行』、昨日はその第5回目でチェコ、ポーランド、ハンガリー編。思い出してみますと1990年、 21年前にサントリーホールで「ヨーロッパ・オルガン紀行、東欧」という企画があり、丹羽正明先生のお話、 そして私が演奏させていただきました。当時は、チェコもポーランドもハンガリーもまだ見ぬ未知の国で、 企画とお話は丹羽先生に完全お任せで、私は演奏したのみ。 しかしその後、たまたまですが、チェコへ1回(2公演)、 ポーランドへは3回(5公演)、そしてハンガリーも訪ねる機会があり、これも年月の経過の中での経験の積み重ねですね 、実際にその地に身を置き、文化や芸術に触れ、“見て”、“聴いて”、“弾く”ことが出来ました。 仕事と遊びとでふらふら外遊していたのも、無駄に終わらず、生かされる時が。 全て時とか運命とか、、に導かれたのでしょうか、様々な経験を基に、また違った自分で、今回は演奏、 さらにはパワーポイントを活用して映像もお見せしながら、私の企画として臨むことになりました。 (今回も大きなスクリーンを立て、映像&音楽&トークの一人3役)
さて初めて着るステージ衣装は、リハーサルに着用し、着心地をチェックするのが常です。 胸の前の赤いリボンで締め具合を調整。立っている時にぴったりだったのですが、演奏台に座った時には窮屈になり、 少し緩めることに。午後3時の会は無事終了。休憩中に一度衣装を脱ぎ、2回目の午後7時の会、再び着用してステージへ。 実際にオルガンの前に座ると、きつ〜〜い、しまった、緩めに着るのを忘れていた〜。 曲間で舞台裏に行こうか行くまいか、、頭をよぎり、、、そのうち、、、体に馴染んでいったのか慣れたのか、、、忘れて演奏していました。 そして、トークです。トークの最中に、頭が突然フリーズ状態に〜。話したことだったか、まだ話していないか、、、 7時の会は2回目のなので頭の中で混乱が起こったのです。こうしたプチ・ハプニングもありましたが、アンコールまで何とか無事終了。 客席から暖かいオーラを感じました、お聴きくださいました皆様、ありがとうございました。
オルガン、旅の写真&お話企画、どこへでも出張致します〜、どうぞお声をかけてください。 『世界オルガン夢紀行』は5回で予定では完結しましたが、来年度(2012年4月以降)「続編」が続くことになりました☆ 詳しい日程など決まり次第、サイトでもお知らせ致します。また覚えていただけましたら嬉しいです。
|