第136話 大きな愛に包まれて ---2011.12.31.
2011年は激動の年でした。マウイ島から帰った翌日3月11日、教会でグラグラっと。まさかの大震災そして大津波、多くの尊い命を 奪いました。日本中、また世界中の人が悲しく心痛めました。そして放射能汚染問題、 日本は歴史的規模な災難に遭遇し、自然災害の怖さを知らされることに。エネルギー資源問題など これまで考えなかったようなことを考えるようになり、復興へと気持ちをひとつにした年でもありました。
年末クリスマス前に東京オペラシティでコンサート。楽屋に入るとこんな可愛いプレゼントが机の上に 置かれていました。お菓子が入ったクリスマス・ブーツです。 置いてくださったのは主催者の方でしょうか。演奏前に暖かい気持ちになれました、ありがとう。
こんなクリスマスの余韻をいつまでも楽しみたくて、我が家は1月5日の公現日までクリスマスの飾りつけに。 魔よけの意味もあるリースは1年中飾っています。趣味がお料理や、掃除と言うとよく笑われるのですが、 目標は暮れの大掃除をしないこと。気付いた時、時間のある時に家の中1箇所ずつプチ大掃除で、今年は この目標は達成出来たかも。 Twitterへお誘いくださりありがとう。呟くやいなや一番にフォローしてくれたのはドイツ在住のオルガニストさん。 一瞬にして地球の裏側へ。そして演奏会やCDを聴いてくださっているファンの方と繋がり、また 国内外のお弟子さん達とも繋がり活躍ぶりや海外からもリアルタイムで元気な様子が 伝わってくるのは嬉しいもの。 スポットライトを浴びるステージ、音楽は共有するものの、客席とのダイレクトなコミュニケーションは難しい、拍手くらい。 CDなどの音源は一人歩き。どこでどのように聴いてくださっているかわからない。 しかしながらTwitter上で聴いてくださった方、聴いてくださっている方とコミュニケート出来るように、 絶対会えないような方とも出会えてしまう・・・演奏家にとってとても嬉しく幸せなこと! 演奏は「瞬間芸術」、その場で消えてしまうと思っていたけど、こうして人の心に刻むことが 出来ることも知り、嬉しい反応に感謝、そしてまた2012年への意欲も沸いてきた年末。 2011年も私のオルガンを聴いてくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました♪ それから演奏会のためにご尽力くださったホール、教会など主催者、スタッフの皆様、 ヨーロッパ公演でお世話になった皆様、今年もいろんな方に 出会い支えられての年でした、感謝です、1年ありがとうございました。新しい年もオルガン絡みのことで、いまの私に 出来ること、微力ながらも何か世の中、人のために貢献出来ることを模索し実行していきたいと思っています。 皆様にもご多幸がありますように。新しい年もどうぞよろしくお願い致します♪。サイトへもまたお越しください。
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