オルガニスト楽屋話

第143話  島生活でロハスな日々 ---2012.6.18.

ホワイト・プルメリアが満開のマウイ島へ。年間通じて温暖なハワイですが、季節によって咲いている花が異なります。 今回は私の大好きなホワイト・プルメリアが満開。大きな木に沢山の白い花。

ホノルルからの飛行、上空から見えるマウイの丘陵斜面に風力発電の風車の数がまた増えていました。 さすが、自然エネルギー推進国。

Aloha〜!温暖な気候と笑顔に迎えられ、レンタカーを借り、南マウイのワイレアへ向かう。

今回は我が家で一番切れる包丁を持参、こんなものをスーツケースに入れるのかと躊躇しながらも 持って行くことに(コンドミニアムの包丁はいつも切れない、、)。 地元の食材を使っての自炊も楽しみのひとつで、ロコな島生活が始まるのでした。

まずはスーパーへ買い出しに。Safeway、Foodland、どちらのメンバーズカードもドルのお財布に入ったまま、これで 何でも会員価格で買える。
驚いたのはオーガニック野菜のコーナーが広くなったこと、またスーパーのレジ・ビニール袋は徹底して廃止され、紙袋に変わっていました。 袋には“Please Recycle This Bag”、、 環境保護への意識がさらに強まるロハスな島〜。

島でとれる牛肉、近海で捕れるマグロAhi、地元の名産マウイオニオン、クラ(高台の高原)で収穫したトマトなどの野菜と 地元産の食材で間に合ってしまうマウイ、何でも新鮮で美味しい。 簡単に焼いたお肉やお魚にパパイヤやマンゴなどのパッションフルーツとオニオン、ハーブにビネガーでソース、 簡単料理ですが、気候に合うのか美味しいのです。カリフォルニア・ワインとともに。

デザートにはパパイヤ、マンゴなどのパッションフルーツやアメリカンチェリー。小さくて丸めのアップル・バナナは緑のうちに買っても、 翌日には黄色に。

鳥たちの声で目覚め、海辺を朝の散歩。花々の香りが漂い、聞こえてくるのは波の音と鳥の声だけ。 そして朝食。 オーガニックのヨーグルトに地元クラで採れたストロベリーを入れて。オーガニック・ミルク、オレンジ・ジュース、 美味しくて(食べ切れなくて)日本へ持ち帰るバター、オーガニック・ジャム、 それにマウイ・コーヒー。
このミルク、ジュースは1ガロン(4.5リットル)というビッグ・サイズ。 こうしたものがすいすい入ってしまう冷蔵庫も超big〜!洗濯機、乾燥機、食器洗、電化製品は機能的で使いやすく、 お部屋、キッチンもゆったり。
昼間はビーチへ。青い空、エメラルドブルーとエメラルドグリーンの海、白砂のビーチで、波の音だけがBGM、心地よい風に吹かれながら、 時間とともに変わっていく空と海の色、雲を眺めているだけで飽きない。そしてお魚のいる海で海泳ぎ。
高台の丘陵地に車で40分走らせるとクラ、ここは海辺より気温も低く、雨も降り、花が咲き乱れ、樹木が茂り、農作物も豊富に出来る。この クラへドライブすれば高原気分も味わえる。ここは楽園。

月曜になのにラジオで"holiday"と、一体何の日?ハワイ州だけのカメハメハ大王の祝日でした。 3連休でもあり、地元の人々はビーチにテントを張り、家族、友人大勢でバーベキューや釣りを楽しんでいました。 平日でも早朝、仕事後の夕方も波乗りにビーチにやって来るサーファーたち、豊かな自然の中で生活を楽しんでいる 彼らが羨ましかったです。

毎日ビーチで夕日の落ちるのを見届け、今日も一日ありがとう、素晴らしい自然、与えられた時に感謝しながら毎日を過ごしました。

今回もホワイト・プルメリアの苗木を買い、持ち帰ってきました。過去3回とも上手く成長せず失敗に、、今回は 上手く成長しますように。

写真のページもあわせてご覧ください。)


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