第182話 旅の話の続き・・ ---2014.9.1.
さて、旅の話の続きを・・。最近、ヨーロッパの教会でのコンサートでも、スクリーンに演奏者の姿を映す
ところが増えてきました。チェコ、リトメリーチェでの演奏会、午後早々にリハーサルをして一度宿舎へ戻り
休憩。着替えをして演奏会の時間に教会へ行く。教会に楽屋がないのと、教会と宿舎は近いところにあるからでしょう、
これがヨーロッパでの演奏会本番の日の流れです。 幸い、オルガンバルコニーには人は上がらず、集中が乱されることはなかったのですが、ヨーロッパで、 しかもチェコでこのような体験をするとは思いませんでした。最後まで何が映し出されているかもわからず 終わりましたが、何事も経験、次回からは事前に確認の必要ありです。こんなハプニングあっての演奏会でした。 チェコの朝は早いです。8時頃から御婦人方のお買い物は始まり、その代わりか、お店の閉店時間も早く(プラハ以外の街ですが・・)、 夕方4時、5時に閉まってしまうお店も。
チェコ内の移動は鉄道よりバスが便利で速いです。バスターミナルもショッピングセンター内にあって、食事、
お茶、買い物が出来たり、Wifiが完備している所もあり進んでいました。ネットでチケットを予約、購入、座席の指定まで
出来る路線もあり、便利でした。
ドイツの鉄道は、私の留学時代と比べ、モダンで綺麗な列車になりましたが、相変わらず車高が高く、
大きなスーツケースを持っての乗り降りは大変。また日本の駅には、列車ごとに止まる位置がホームに書かれていたり、
表示が出ていますが、ドイツの場合はおおよその位置しかわからず、列車がホームに入ってくると、
みな列車番号を見てはホームを小走りで右往左往。とりあえず列車に乗り、発車してから列車内を動く人も。 度重ねて訪れている街も、季節によって違う顔を持っています。生活していた頃のドイツと、 旅人として訪ねるドイツも違います。今回のドイツは短い滞在であり、友人や知人にも連絡せず無礼を してしまったのですが、また次回にという気持ちを残して帰途につきました。 優しい人々に出会い美味しかったチェコ、sehr angenehm〜(とても居心地良い)なドイツでした。 そして今は川口がよいが続いています、明日はソプラノの砂川涼子さん、トランペットのオッタヴィアーノ・クリストフォリさん との演奏会、美しい音楽が与えられ、そして素晴らしい仲間に囲まれ音楽出来ます喜びを感じながら明日の演奏会に臨みます。 チェコ、ドイツの写真もご覧下さい。
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