オルガニスト楽屋話

第221話 2019年を迎えて ---2019.2.12.

皆様、新しい年、いかがお迎えでしょうか。クリスマスの疲れを癒しての新年。早くも2月も半ばですが、 クリスマスで一区切り、これからの新しい年、新しい気持ちでこれから何を弾こうか考えている、これも楽しい時です。 最近はネットで情報を得て、弾いてみたい作曲家、作品を検索し、すぐにYouTubeなどで音も聴け、楽譜も印刷出来てしまったり。私の部屋で、どこにも出ずに、 揃ってしまう。本当に便利。新しい作品の開拓、以前に弾いた曲をまた引っ張り出したり、新しい気分でウキウキ、これもまた楽しい時間。

企画、監修をさせていただいているコンサートのことを考え、各地の・・大袈裟ですが、世界各地のオルガニストと連絡を取っています。 先週、川口リリアホールで演奏していただいたスロヴァキアのオルガニスト、「プログラムについて話をしたいんだけど」・・ もう開場になり、お客様が入り始めているのに突然言い始める。そんな予定はしていなかったのに、急にステージへ出ることに。 あいにくの雪が舞う寒い日、これからさらに降るという雪予報。黒のパンツ&ジャケットでまあ何とか良いかな、でも靴は雪でもOKなローヒールのショートブーツ。 まあ、仕方ない、演奏曲目のことならば私がすべきか、、と、英語の通訳(-_-;)してしまったら、コンサート後にドイツ語も堪能なことが発覚、、な〜んだ。 私にとっては、ドイツ語の方がましでした。

「どんな話をするの?」と裏で少しでも内容を知っておきたいと尋ねると、「プログラムについて、何か話すよ」・・と、、。
11時の会が終わり、15時の会は楽勝、と思いきや、全然違う話をする彼、、(-_-;)

これまで20年以上にわたり企画監修をしてきました「リリア・プロムナード・コンサート」が、来年度から「リリア・ワンコイン・オルガンコンサート」、 ワンコイン500円をいただくことに。時間はこれまで2回開催でしたが、午後2時の1回開催となります。
そしてコンサート前に5分〜10分、演奏会のプログラムや奏者のこと、オルガンのことなどなど、、私のトークが入ることになりました。お客様からの要望だそうです、、まあ、 そんなことを考えていました矢先でしたので、急遽の通訳&トークもお引き受けしてしまったという訳です。

ということで、4月以降、早速始まります3公演、「ワンコイン」企画となりますが、すでにチラシ作成準備に。ドイツ(7/20)、イタリア(9/14)、デンマーク(2020.3/12)からの 奏者たちが、個性あふれる魅力的なプログラムを用意してくれています。私お勧めの奏者の演奏、そして私はトークで出演しますので、 どうぞお時間許せばお出かけいただきたく、よろしくお願い致します。

さて、この写真は2月3日に開催された「◯◯を祝う同窓会」、小学校から高校までの同級生が集うという特別な同窓会でした、小学校から一緒の友達は6歳からの友です。 そこでスピーチをしている私。前方を横切る人影は、高校時代の先生です。友人達や先生との再会、懐かしさに浸った日でした。
よく遊び、勉強もしましたが、私の中核となるキリスト教とオルガンと出会った学校生活。年をとっても、「心、信、芯」・・となるものは変わらない私です。

やりたいことが一杯で時間が足りない、、日々。今年はフィンランド、そして来年はドイツとデンマークでの音楽祭出演も決まり、 もちろん中心はオルガンですが、仕事にまつわること、趣味で楽しんでいること、やりたいこと、山ほど。「今日の曲、良かったわ」・・ これは先日の日曜日、教会での礼拝後、私に言ってくださった方がいました。こうした小さなことでも後押しされますね。 いま私に与えられたこと、私に出来ることを コツコツと、新しい年もワクワクしながらのスタートです。 遅ればせながらですが、本年もよろしくお願い致します。





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