オルガニスト楽屋話

第244話  まさかの怪我! ---2022.6.30.

今週日曜日、まさかの怪我!我が家の駐車場で車に乗ろうとしたところ、立体駐車場のこの隙間にズボン!足が入ってしまったのです。 正確に状況を説明しますと、地下に駐車場があるのですが、地下で上下する立体駐車場になっています。私は頻繁に出入りするので、上下させる必要がない、上段に止めています。
後ろのトランクに荷物を入れ、後方から前へ歩き、運転席に乗ろうとドアの横に来た時に、ズボン!! この狭い隙間に足が入ってしまい、膝で止まることに。隣の車はなかったので体は横に転倒。痛い〜!!!!その痛みは並大抵なものでなかったのですが、 それでも何とか体を戻し、足を引き抜こうとしても抜けない、、履いていた靴を手で取り、足先を持ち上げ、足を引き出すものの、大量の血が噴き出し、、 ハンドバッグの中の小さなタオルで抑え、地下駐車場には人気もなく、傷口を押さえつつびっこでエレベーターに乗り、我が家の玄関で「助けて〜!救急箱〜!」。 玄関で血まみれの足の応急処置。

この日、日曜日の朝10:30の礼拝で奏楽し、礼拝後、急いで帰り、12:15マンションの理事会に遅れて出席(今月からマンション理事を頼まれてしまい、、)、その後、13:00過ぎに一旦家へ戻り、 軽食をとり、14:00教会での会議に間に合うように、13:40に家を出て地下の駐車場に行ったところ、まさかの出来事。 あの隙間に足が入ってしまうとは、あり得ない〜誰も信じられないでしょう、今この現場を見ても、どうやって足が入ったのか見当つきません。 これまで10年以上、この隙間から誤って鍵を落としたことはありました、管理人さんに取っていただきました。 でも足が入るとは、、。ハイヒールではないのです、ぺったんこのフラットシューズ。でも今考えれば、フラットシューズだったので、スポンと隙間に入ってしまったのかもしれません。

かなりの出血そして痛みもひどかったのですが、有り合わせの大きなバンドエイドを重ね合わせ、包帯を巻き、教会へ。怪我したのは左足だったので、ノークラッチ車の運転は出来、 諸先生方すでに礼拝堂ホワイエに座られていて、2分遅れ到着、「すみません〜」。 血が噴き出しいる包帯で巻いた足を、テーブルの下の椅子の上にこっそりと乗せ、会議が始まり、、痛みも忘れ、話に集中。

約1時間の会議が終わり、帰りに薬局に寄り、消毒液や大きいバンドエイドを買い、家で養生。翌日は安静にしていたのですが、 2日後、足のむくみも酷くなり、痛みも緩和せず、お医者様を探す、、近年、外科や整形外科にかかったことがないので、困ったな、、ネットで 探した、我が家に近い外科へ「立体駐車場の隙間に足を入れて怪我をしてしまったのですが」と電話をすると「どうぞ、いらしてください」と親切な対応。 近いと言っても歩ける距離ではなく、この足では全然無理、、運転で。

優しそうな先生が「え〜、あの隙間に?!」、カルテに書いた私の住所をご覧になったのでしょう、なんと同じマンションにお住まいとのこと、そして先生も上段に車を止めていらっしゃるとのこと、状況も説明もせずに良くおわかりになり、
先生「随分、ひどくやってしまったね〜」「これ、縫いましょうか〜?」
私は真っ青になり、「、、、縫わないとダメですか」・・・赤面する私を見て、縫わずに処置をしてくださり、
先生「安静に、しばらく足を使わないでください」
私「ああ、、、困った」

あり得ないようなことが起こってしまいましたが、大森めぐみ教会での会議では、新礼拝堂が建ち、オルガンを響きの良い礼拝堂に移設完成してから 2年半、その間には各方面より沢山のお問い合わせがありましたが、ようやくお披露目&コンサートの企画が決まりました。
11月〜12月にかけて、3つの公演が予定されています。詳細決まりました折には、お知らせいたします。

そして昨日は、山梨キングスウェルへ、ランチをいただきに行ってまいりました。なんと2年ぶりです。車を運転して。レストランは満席、 そのお味は変わらず絶品で、素材(特にお野菜)を生かし、丁寧にお料理し大変美味しく、またガーデンには2番咲きと言うそうですが、薔薇のお花も香り良く、そして真っ白な紫陽花はじめ 花々が咲き乱れ、とても綺麗で癒されました。スタッフの皆様も皆様変わらずで、久しぶりの再会も嬉しかったです。
オルガン演奏会の開始はまだですが、またこのホールに美しいオルガンが響く日を心待ちにしています。

山梨産のお野菜、沢山買って参りました。あのレストランのお味を再現するのは無理ですが、新鮮な、そしてオーガニックお野菜も以前より増え、卵屋さんにも寄って。
昨日の甲府は38.5度、まだ6月なのに真夏のような日差し、とても暑い夏日でしたが、空気は良く久しぶりの長距離ドライブ、片足でしたが楽しみました。

帰宅後は、来月ドイツ在住のヴァイオリニストの伴奏させていただく譜面を見始めたり、「タイスの瞑想曲」・・怪我の足ではありますが、美しい曲が体に流れ始め、 「足は使わないように」という忠告を守らなくてはと思いつつ、びっこ足でオルガンに向かってしまいました。

今年はお暑い夏になりそうですが、 私のような怪我などされることなく、皆様、どうぞお元気で良い夏をお過ごしください。






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